2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

著作権団体の陥る「被害者の呪い」

著作権関連の団体が、意見を発表するそうだ]。目的は消費者に対するアピールであるという。おそらく、家電メーカーを糾弾するような内容になるのだろう。「消費者の利益になるダビング10」の開始を遅らせている「犯人」は、著作権の権利者側ではなく、約束を…

魔法使いの育て方

ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944)作者: 藤川大祐出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/20メディア: 新書購入: 7人 クリック: 122回この商品を含むブログ (42件) を見る充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。ケータイは今や…

梅田塾、齋藤道場

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)作者: 齋藤孝梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/08メディア: 新書購入: 79人 クリック: 1,862回この商品を含むブログ (314件) を見る齋藤孝×梅田望夫「私塾のすすめ」を読んだ。 ここのと…

フリーライダーは著作権の権利者のほうではないのか?

文化庁の提案した補償金制度の改正案はひどい。権利が損なわれた、補償が必要だ、という主張は、実態と合っていない、と感じている人は多いだろう。既に「補償金」ではなくなりつつあるものを、そういう名称で呼んでいること自体が問題を見えにくくしているの…